「ジャズダイアログの新たな世界!!」
と言いたいところですが
実は詩の朗読と音楽のコラボレーションに、
ジャズダイアログは結成後まもなくから、
取り組んでいました。
その中で、常に選ばれてきたのは中原中也の作品です。
あまり考えることもなく、
なぜか、
いつのまにか、
あたりまえのように
わたしは中也を選んでいました。
それは不思議なようでもあり
そうでもないようでもあります。
セーラー服を着ていた頃、
ゆあ〜ん、ゆよ〜ん
などという不思議なオノマトペを
初めて目にしたときに
その響きがずっと胸に棲んで
この日を待っていたようにも思えるのです。